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乾燥肌と脂性肌で選ぶべき育毛シャンプーの決定的な違い
自分の頭皮が「乾燥肌」なのか「脂性肌」なのか、即答できる人は意外と少ないかもしれません。顔の肌タイプは気にしていても、頭皮の状態までは把握していないことが多いのです。しかし、育毛シャンプー選びにおいて、自分の頭皮タイプを知ることは最も重要なファクターです。なぜなら、乾燥肌と脂性肌では、シャンプーに求める機能が真逆だからです。タイプに合わないシャンプーを使い続けることは、頭皮環境を悪化させ、抜け毛を加速させる自滅行為になりかねません。ここでは、簡単なセルフチェック方法とともに、それぞれの肌タイプに最適なシャンプーの選び方を解説します。まず、自分がどちらのタイプかを見極める方法です。脂性肌(オイリータイプ)の人は、夕方になると頭皮がベタついたり、指で触ると脂っぽさを感じたりします。フケが出る場合は、湿り気のある大きな塊状のフケが特徴です。一方、乾燥肌(ドライタイプ)の人は、洗髪後すぐに頭皮がつっぱる感じがしたり、かゆみが出やすかったりします。フケは細かく乾いたパラパラとした形状です。もし判断が難しい場合は、洗顔後の顔の肌質を参考にすると良いでしょう。顔と頭皮はつながっているため、顔が乾燥しやすい人は頭皮も乾燥している可能性が高いです。脂性肌の人にとって、育毛シャンプーに求められるのは「適度な洗浄力」と「皮脂コントロール機能」です。過剰な皮脂は毛穴を詰まらせ、酸化して悪臭や炎症の原因となります。これをしっかりと除去するためには、ある程度の洗浄力が必要です。ただし、洗浄力が強すぎると、頭皮が乾燥を防ごうとして逆に皮脂を過剰分泌する「インナードライ」状態を招く恐れがあります。おすすめなのは、「石鹸系」や、アミノ酸系の中でも洗浄力のある「酸性石鹸系(ラウレス-4カルボン酸Naなど)」の成分が含まれたものです。また、皮脂の酸化を抑える抗酸化成分や、殺菌成分(サリチル酸など)が配合されているものも有効です。洗い上がりはスッキリ感を重視し、トニック系の成分が入っているものも相性が良いでしょう。対照的に、乾燥肌の人が選ぶべきは「マイルドな洗浄力」と「高保湿」のシャンプーです。乾燥した頭皮はバリア機能が壊れており、少しの刺激で炎症を起こしてしまいます。必要な皮脂まで奪ってしまう高級アルコール系や石鹸系のシャンプーは避け、洗浄力の穏やかな「アミノ酸系(ココイルグルタミン酸など)」や「ベタイン系」を主成分としたものを選びましょう。そして何より重要なのが保湿成分です。セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、天然植物オイルなどが配合されているかを確認してください。これらの成分が頭皮に潤いの膜を作り、乾燥から守ってくれます。育毛成分としては、血行を促進して栄養を行き渡らせるセンブリエキスなどが適しています。