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抜け毛が減った!私が感じた薄毛改善の小さな兆し

鏡を見るたびにため息をつく日々が続いていました。三十代半ばを過ぎた頃から気になり始めた頭頂部の薄毛。市販の育毛剤を使い始め、食生活にも少し気を配るようになりましたが、正直なところ、最初の数ヶ月は「本当にこれで大丈夫なのだろうか」という不安ばかりが先行していました。劇的な変化なんて、もちろんありません。相変わらず、シャンプーをすれば排水溝には抜け毛が溜まるし、朝起きれば枕にも数本の髪の毛が。それでも、「最低半年は続けてみよう」と自分に言い聞かせ、淡々とケアを続ける毎日でした。そんなある日のこと、いつものようにシャンプーをして排水溝のネットを確認した時、「あれ?」と、ふと手が止まりました。いつもならもっとびっしりと毛が溜まっているはずなのに、その日は心なしか量が少ない気がしたのです。気のせいかもしれない、とその時は思いました。でも、それから数日間、意識して観察していると、やはり以前よりも抜け毛の量が減っているように感じられるのです。劇的にゼロになったわけではありません。でも、明らかに「減っている」。それは、私にとって初めて感じた、目に見える変化でした。それとほぼ同じ時期に、もう一つ気づいたことがありました。朝、枕元を確認する習慣がついていたのですが、そこに落ちている髪の毛の数が、以前は5、6本だったのが、1、2本、あるいは全くない日が増えてきたのです。これもまた、小さな、しかし確かな変化でした。これらの「抜け毛の減少」という兆しは、私にとって大きな希望の光となりました。何ヶ月も効果を実感できずに不安だった気持ちが、少しずつ和らいでいくのを感じました。「もしかしたら、このまま続ければ、もっと良くなるかもしれない」そんな前向きな気持ちが湧いてきたのです。もちろん、これで薄毛が完全に治ったわけではありません。まだまだ道半ばです。でも、あの時の「抜け毛が減った」という小さな気づきがなければ、途中でケアを諦めてしまっていたかもしれません。薄毛改善の道は長いですが、日々の小さな変化に目を向けることが、続ける力になるのだと実感しています。