薄毛を目立たなくする髪型にカットしてもらった！でも、自宅で自分でセットするとなかなか上手くいかない…そんな経験はありませんか？せっかく良い髪型にしても、スタイリング次第でその効果は半減してしまいます。逆に、ちょっとしたコツを押さえるだけで、見違えるように薄毛をカバーし、ボリューム感を出すことができます。ここでは、薄毛カバーに役立つスタイリングの基本テクニックを、技術ブログ風にご紹介します。まず、全ての基本となるのが「ドライヤーでの乾かし方」です。濡れた髪はボリュームが出にくいので、しっかりと乾かすことが重要。特に、ボリュームを出したいトップ部分は、髪の根元に指を入れ、少し持ち上げるようにしながら、下から温風を当てて乾かします。こうすることで、根元が立ち上がり、自然なボリュームが生まれます。O字部分が気になる方は、周りの髪の毛を中央に寄せるように乾かすと、地肌の透け感をカバーしやすくなります。M字部分が気になる方は、前髪を上げる場合は根元からしっかりと立ち上げ、流す場合は流したい方向と逆方向に一度乾かしてから流すと、ふんわりとした動きが出やすくなります。ドライヤーである程度形を作ったら、次は「スタイリング剤」の出番です。薄毛カバーにおすすめなのは、断然「マット系ワックス」です。ツヤ感の少ないマットな質感は、光の反射を抑え、地肌のテカリを目立たなくしてくれます。また、髪が束になりにくく、ふんわりとした軽い仕上がりになるのもポイントです。逆に、ツヤの強いジェルやグリース、オイルなどは、髪が束になって地肌が透けやすくなるため、避けた方が無難です。ワックスの量は、少量（小豆粒程度）から始め、手のひら全体によく伸ばしてから、髪の内側から空気を含ませるようにつけていきます。毛先だけにつけるのではなく、根元近くから全体に馴染ませるのがコツですが、頭皮に直接つけないように注意しましょう。最後に、全体のシルエットを整え、キープ力を高めたい場合は、ハードスプレーを少し離れた位置から軽く吹きかけます。つけすぎると重くなってボリュームが潰れてしまうので、あくまで軽く、ふんわり感をキープするように使うのがポイントです。これらのテクニックをマスターすれば、毎日のスタイリングで、より効果的に薄毛をカバーできるようになるはずです。ぜひ試してみてください！
